教職員の間で問題となっているのがパワハラなどのハラスメントで、昨今ではニュースでも大々的に取り上げられています。2018年に文部科学省では対策としてスクールロイヤー制度を新たに設けました。これはアメリカやイギリスですでに活用されているもので、第三者機関が介入することによってハラスメントを限りなくゼロにできるものです。

現段階で期待できることは、勤務時間外労働の削減であり、教職員による課外授業の奉仕をなくせるようになりました。スクールロイヤーは2021年現在で約200の学校が取り入れており、成果報告をうけて全国的に広がりを見せています。今後も期待できる対策になっているといえるでしょう。