実は柔軟な学習指導要領

学習指導要領はそれぞれの学校が定めたカリキュラムの基準で、おおよそ10年ごとに改定が行われており、直近では2020年に時代の要請に応えてプログラミング学習の必修化や1人1台端末を貸与するギガスクール構想などが盛り込まれました。
学習指導要領があることで全国どこの学校へ行っても一定の教育を受けられることができ、たとえ転校しても指導要領を満たした授業を履行すれば卒業の資格を得ることができます。
そんな学習指導要綱は必ずしも100％守らなければならない訳ではなく、実は柔軟性があるものとなっています。
文部科学省では各学校の判断で学習指導要領にはない内容を加えて指導することが可能としており、地域に根差した授業をすることもできます。